①日々所思(思うところ)

戦争と障がい者、有事の際、切り捨てられてしまうのか?

日本では第二次世界大戦中、障が者は、切り捨てられてきたと言います。

戦時中、障がいのある方は、「穀潰し」と言われることもあったそうです。

「穀潰し」とは飯を食うだけで何のはたらきもない人という意味です。

ひどい話です。

戦争だけではありません。

東日本大震災のときは、一般の人と比べて亡くなった障がい者は、2倍もあったという報告があります。

大震災のとき、足の不自由な方は逃げ遅れるかもしれません。

置いて行かれるかもしれません。

大きな声を出す障がいのある方に対して眠れないとクレームが出たこともあるようです。

そうなると一般の方と一緒に避難することが難しくなります。

有事の際、ものごとの優先順位で弱者が切り捨てられてきたのです。

障がい者は、平和な時代でないと生きられないと考える当事者もいます。

日本では、平成25年に障害者差別解消法が成立しました。

少しは、差別はなくなってきたかもしれません。

しかし、相模原事件の犯人のように優生思想を持つ人は多くいます。

優生思想とは極端な言い方をすれば、優秀な人は残し、そうでない人を切り捨てることを是とする思想です。

有事の際、普段は人の心の奥深く眠っているこういった思想が表面化することも考えられます。

戦争、大きな災害が発生した際にどうなるのか。

まだまだ課題はあります。

 

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