ド・ゴール大統領
シャルル・ド・ゴールと言えば、フランスの大統領であったことは、皆さんご存知だと思います。
今も空港などいろんなところに名前が残っています。
第二次世界大戦時、フランスがナチスドイツに降伏した際、ド・ゴールは、ロンドンに亡命し、自由フランス運動の指導者として活動していました。
その後、フランスの大統領となっていいます。
さてそのド・ゴールの次女、アンヌはダウン症でした。
ド・ゴールは、家族に心を開いていなかったそうですが、唯一、アンヌには心を開いていたそうです。
当時、ダウン症児は隔離されることが多かったようです。
しかし、ド・ゴールは決してそんなことはしませんでした。
ド・ゴールは、アンヌに惜しみなく愛情を注いでいました。
しかし、アンヌは、20歳で亡くなっています。
そのときド・ゴールは、「たったいま娘はほかの人と同じになれた」と語ったそうです。
アンヌが亡くなった後、ド・ゴールは、アンヌ・ド・ゴール基金を設立しています。
この基金では、恵まれない子供たちへの支援を行っていました。
さてド・ゴールには暗殺未遂事件が31件もあったそうです。
1962年、ド・ゴールは、車で移動中、4人組の暗殺者により、銃弾を撃ち込まれたそうです。
しかし、ド・ゴールがいつも持ち歩いていたアンヌの遺影の額縁に弾があたり、止まっていたそうです。