もし、早希ちゃんがダウン症でなかったら?
ダウン症でなかったら、このブログは存在していなかったでしょう。
早希ちゃんがダウン症を持って生まれたから、ダウン症に興味を持ったのです。
早希ちゃんが生まれた頃は、まだダウン症に関するブログはほとんどありませんでした。
知りたいことをネットで調べても、専門書に書いてあるような医療的な見地からの情報しかなく、実際に育てている人たちの言葉で語られたブログは、ほとんど見当たりませんでした。
本当に知りたいことは、医療的な見地からの情報ではなく、実際に育てている人たちの生の経験談です。
そこで思いついたのが、私たちが経験したこと、得た知識を次に生まれてくるダウン症児のご両親にブログを通して伝えるというものでした。
最初は、妻が早希ちゃんのブログを書いていました。
それが下記のブログです。
現在は、私に引き継がれてこのブログを通して情報発信しています。
このブログは、主に情報発信のため、早希ちゃんはたまにしか登場しません。
そこで最近は、早希ちゃんのことを中心にしたブログも書いています。
それが下記のブログです。
このブログでもコメントを頂くことがあるのですが、やはり早希ちゃんのことを書いている上記のブログは、ほぼ毎回、記事を書くと何かしらコメントが書かれます。
コメントを頂くとほとんど全ての方は、お会いしたことのない人たちです。
このブログが無ければ、コメントのやり取りはしていなかった人たちです。
でも、コメントを通して何か人と人のつながり、輪のようなものを感じます。
ネットを通しても、人と人とのつながりを持てるのだと言うことが分かりました。
いいえ、ネットだからこそ、今までつながる人たちとつながることができるのです。
これは、早希ちゃんがつなげた人の輪だと思います。
輪の中心は、それそれのご両親の子供たちです。
その子供たちが私たちをつなげているのです。
これは凄いことです。
会ったことがない人たちですが、とても身近に感じられます。
お互いブログを見あったり、コメントを書きあったり。
コメントがなくても、毎日、このブログを見ていてくれる人もいると思います。
とても感謝すると同時に、そういったことがこのブログを書き続ける私のモチベーションにもなっています。
今後も早希ちゃんがつなぐ人の輪を広げていきたいと思います。