私は、週に2回、早希ちゃんを特別支援学校のバスまで送り届けています。
早希ちゃんは、リュックを背負い、パパと手をつないでバスが停車しているところまでパパと一緒に歩いて行きます。
妻がリュックに荷物を入れるのですが、先日、準備に時間がかかりすぎてリュックが少し空いた状態になってしまいました。
パスの時間に間に合わないので妻には後でリュックのチャックは歩きながら閉めるといって早希ちゃんと家を出ました。
すっかり、リュックの事は忘れてしまい、停留所まで行きました。
到着するとバスを待っている他のママさんから「早希ちゃんのリュック空いているよ」と言われ、閉めるのを忘れていたことにようやく気付きました。
私が知っているのはここまでです。
会社からの帰宅すると妻がニコニコしながら「早希ちゃん、ヘンゼルとグレーテルのようだったよ!」と言いました。
妻と私の会話です。
ヘンゼルとグレーテルとは、皆さんご存じの通り、グリム童話です。
森に捨てられそうになった妹(ヘンデル)が帰りの道しるべとして道々に白い石を落としていく話です。
その後、この話は、特別支援学校の先生や他のママさんに笑い話として伝わっていきました。
パパは面白い人という話になっているようです。(笑)