アンケート・統計データ

ダウン症育児の年齢別の大変さについてのアンケート結果

以前、実施したダウン症育児の年齢別の大変さについてのアンケートがある程度、あつまりましたので報告したいと思います。

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159名の方にご協力いただきました。

お子さんの年齢層別のご協力者の人数は、下記の通りです。

  • 0~3歳 76人
  • 4~6歳 33人
  • 7~9歳 25人
  • 10~12歳 10人
  • 13~15歳 8人
  • 16~18歳 6人
  • 19~21歳 4人

このブログに訪れる方は、お子さんが幼児期の方が多いため、お子さんの年齢層が若いほどご協力者が多い傾向にあります。

アンケートの質問は、下記の通りです。

ダウン症のあるお子さんが同じ年齢の健常児と比較してどうか、年齢層別に次の5段階で評価して頂きました。

  • とても大変
  • やや大変
  • 普通
  • やや大変ではない
  • 全く大変ではない

このアンケートの目的ですが、ダウン症児の育児はどの年齢層が大変かを知るためのものです。

今回、実施したアンケート結果をグラフ化すると次のようになります。

このグラフからわかることは、ダウン症を持ったお子さんが生まれてから3歳までは、5割弱の方が「とても大変」、「やや大変」と感じているようです。

それが4~6歳くらいになると7割弱まで上昇します。

幼稚園、保育園に通いだす時期です。

7~12歳の小学校の時期になると徐々に下降していきます。

しかし、13~18歳までの中学、高校になるとまた5割くらいまで上昇します。

19~21歳までは、7割まで上昇します。

13歳以降は、サンプル数が10件以下のため、もう少し、サンプルを増やすと違う結果になるかもしれません。

注目したいのは、幼稚園、保育園に通いだすと大変さが上昇し、小学校に通いだすと大変さが下降する点です。

この原因については、今回のアンケート調査では調べていませんが、私の考えは次の通りです。

小学校に通いだす頃には、ダウン症を持ったお子さんがいろんなことが出来るようになり、自立する時期です。

そのため、親の負担が軽くなるためでためではないかと思われます。

13歳以降、上昇していますが、サンプル数が少ないため、今回の調査では、分析対象外としたいと思います。

ダウン症のあるお子さんをお持ちの方でどの時期が大変か知りたいという方がいましたが、このアンケート結果を見る限り、大変な時期は、6歳までだろうと思います。

ただ、この結果は、平均的な傾向です。

私たちのダウン症のある早希ちゃんは、現在、11歳ですが、まだ自立としているとは言い難いところです。

個々のダウン症児を見た場合、また違った意見もあると思います。

そのため、あくまで傾向と考えた方がよさそうです。

 

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