②ダウン症児の特徴

ダウン症児の性格的な特徴について

ダウン症児の性格的な特徴について述べたいと思います。

ここで述べる性格的な特徴は、一般的に言われているもので全てのダウン症児に当てはまる訳ではありません。

目次

 

1.陽気で明るく、人懐っこい

ダウン症児は、陽気で明るく、人懐っこい子が多いようです。

表情も豊かです。

人と触れ合うことが好きな子もおり、先生や同級生に抱き着いたりします。

また、音楽好きで、音楽に合わせて体を動かしたりするというもの特徴として挙げられます。

このようことから社交的であると言われています。

 

2.頑固なところがある

頑固なところがあります。

機嫌が悪いのか座り込んでしまい、動かないことがあります。

どんなに声を掛けようとも動きません。

動かそうとしても岩のように動かせません。

無理に動かそうとすると声をあげて嫌がります。

また、一度、身に着けた順序は守ろうとします。

順序を変えると非常に嫌がります。

実は頑固なのではなく、融通が利かないのが原因です。

【早希ちゃんのケース】

レストランに行った際、なかなか椅子に座らないことがあります。

このような場合は、無理に座らせることはせず、そのままにして自分から座るのを待ちます。

 

3.気持ちの切り替えが不得意

ダウン症児は、気持ちの切り替えが不得意です。

今やっている事を終わりにして次の事に取り掛かろうとしても、今やっている事を止められません。

熱中しだすと止められません。

【早希ちゃんのケース】

例えば、夕食時、遊んでいるときに「ごはん出来たよ」と声を掛けても遊びを止められません。

この場合は無理に食卓に座らせることはせず、自分から食卓に座るのを待ちます。

 

4.周囲の人の感情を敏感に感じとる

周囲の人の感情を敏感に感じるところがあります。

人に対する思いやりがとてもあります。

【早希ちゃんのケース】

他の人が泣いていると、自分も悲しくなるのか泣くことがあります。

また他の人がうれしそうにしていると、自分もうれしくなるのかニコニコし出します。

 

5.嫌なことは我慢

嫌なことがあると、嫌だと主張せず、じっと黙り込んで我慢するところがあります。

じっと黙り込んで我慢するのは、嫌なことをした相手を傷つけないための行動のようです。

このようなことがあると本人にはストレスが溜まるようです。

極力、嫌なことが起きないようにする必要があります。

【早希ちゃんのケース】

嫌なことがあると無表情になります。

声を掛けても反応がありません。

こうなるとしばらく放置するしかありません。

時間がたつといつもの早希ちゃんに戻ります。

または、涙をこらえてじっと我慢していることもあります。

その場合は、抱きしめて慰めたりします。

 

6.まとめ

ダウン症児は、陽気で明るく人懐っこいところがある反面、融通が利かないため一見、頑固に見えます。

また気持ちの切り替えが不得意でこちらの思うように動きません。

さらに嫌なことがあると我慢し、ストレスを溜めこむところがあります。

このようなダウン症児の性格の特徴を理解して見守ることで、うまく接することができるようになるのではないでしょうか。

 

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