イギリスのリンダ・グラットン教授によると2007年に日本で生まれた子供は、107歳まで生きる確率が50%だそうです。
もし本当であれば驚くべきことです。
さてダウン症者の場合はどうでしょうか?
ダウン症者の寿命が延びていると思われますが、実は厚生労働省は統計を取っていません。
ダウン症協会の代表理事の玉井先生の話では、厚生労働省からダウン症者の寿命について問い合わせが来るそうです。
ダウン症者の平均寿命は、以前の情報では50歳と言われていましたが現在は60歳と言われています。
恐らく10年後には、70歳くらいにはなるのではないでしょうか。
寿命が延びている原因は、幼児期の死亡率が減っているからと言われています。
以前は、ダウン症者の40%は心臓などの合併症が原因で10歳以下で亡くなっていたそうです。
しかし、現在、合併症は根治できるようになって来ているため、亡くなるダウン症児が減ってきているようです。
外国では、ダウン症者の平均寿命は58.6 歳という情報もあります。
そしてダウン症者の25%は約63歳まで生きているそうです。
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仮に母親が40歳でダウン症のある子供を生んだ場合を想定してみます。
ダウン症者の寿命が60歳とすると
ダウン症氏やが亡くなるときの母親の年齢は、100歳となります。(40歳+60歳=100歳)
今のお母さんたちは、100歳くらいまで生きられると思いますので臨終のときは一緒かもしれませんね。