②ダウン症児の特徴

ダウン症児がよくかかる病気(周産期、乳幼児期)

ダウン症者がよくかかる病気について整理してみました。

ダウン症児は、生まれつき合併症をもって生まれてくることが多いようです。

合併症によっては手術が必要な場合もあります。

気づかない場合もあるため注意が必要です。

基本的には早期発見です。

早期発見で治療が可能です。

また、乳幼児期には、さまざまな病気にかかる可能性があります。

どのような病気にかかる可能性があるのか事前に理解しておくのが良いでしょう。

 

目次

 

1.周産期

先天性心臓病

心室中隔欠損

ダウン症児の20パーセントが持って生まれてきます。

心臓の左室と右室を分ける心室中隔が欠損があり、左室から右室に動脈血が流れるというものです。

完全型心内膜庄欠損

ダウン症児の10パーセントは持って生まれてきます。

心房と心室の間に欠損があり、血液は心室から心房に逆流します。

半数近いダウン症児が持って生まれるようです。

ファロー四徴

ダウン症児の5パーセントは持って生まれてきます。

チアノーゼ(※)を伴う心臓病です。

※体の一部が暗赤色または青白く 見えること

消化管疾患

十二指腸閉鎖

胃につながっている小腸が閉鎖されている状態です。

鎖肛

直腸やこう・門の病気です。こう・門が開いていない状態となる病気です。

ヒルシュスプルング病

直腸から大腸下部の腸の動きに関する病気です。

たまった便とガスによって腸が膨れ上がります。

 

先天性甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンが低下している状態が続くと成長に大きな問題が生じます。

ダウン症の場合、約1%がもって生まれてくるそうです。

一過性骨髄増殖症

一時的に白血病のような血液の状態となるものです。通常、数か月以内に回復します。

ダウン症児の10パーセントがかかります。

一過性骨髄増殖症にかかったダウン症児の一部は、1年半くらい後に巨核球性白血病を発症するため、注意が必要です。

白内障

ダウン症児の数パーセントがかかります。

白内障は、目の水晶体が濁るものです

濁るため光が遮断され網膜に光が達しない病気です。

手術が必要となります。

聴覚障害

ダウン症児には、ある程度、聴覚障害があります。

2.乳幼児期

感染症

ダウン症児は風邪から気管支炎や肺炎になりやすいようです。

はしか

ダウン症児の場合、はしかは、重症化しやすいと言われます。

粘膜の炎症

ダウン症児は、結膜炎、中耳炎、鼻腔炎などの炎症が多くみられるようです。

斜視

黒目が鼻側によるものは内斜視、耳側によるものを外斜視と呼ばれます。

斜視があるとものが2重に見えるため、無意識のうちに片目をつかわなくなり、両目視機能が失われるようです。

屈折異常

ダウン症児は、高確率で起きます。

放置すると視力の発達が妨げられ、弱視となります。

メガネをかけることで網膜に刺激を与え、治療します。

参考文献

 

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