療育マニアとは、日本ダウン症協会の玉井邦夫先生の著書「本当はあまり知られていないダウン症のはなし―ダウン症は「わかって」いない (LD協会・知識の森シリーズ)」に書かれていた言葉です。
療育に良いと聞くとその全てをやろとうとすることです。
日替わりで子どもの習い事をすることと同じで、毎日、療育のメニューをこなしている人がいるかもしれません。
玉井邦夫先生に言わせると英語、フランス語、ドイツ語、中国語、各国語を日替わりで勉強しているようなものだそうです。
一つのことをまずしっかりと身に着けていく必要があるようです。
療育は、専門家に指導されているだけでは効果は出ません。
専門家が教えている時間は、僅かです。
その教えてもらったことを両親が日常でも実践して初めて効果が出ます。
語学も同じで自宅でも復習しないと身に着かないのではないでしょうか。
もし、先程の例のように日替わりで語学の勉強したら、自宅では複数の語学を復習しなければならず、とても実践できません。
まずは、少ないメニューの療育を行い、その療育を集中的に復習していた方が効果がでるのではないでしょうか。