ダウン症児が生まれた後、初めてダウン症親の会などに参加した際、ダウン症児を持つ先輩方の親たちが明るいことに驚く人は多いと思います。
障がいを持ったお子さんがいない親も、障がいを持った子供の親が明るいことに驚く人も多いと思います。
ダウン症などの障がいを持った子供の親は、さぞかし暗い表情をしているに違いないと思っていたのではないでしょうか。
最初は、誰でもダウン症を持った子供が生まれてときは、ショックで悩むものです。
しかし、時間が経つとショックが和らぎ、普通の日常になっていきます。
子供も可愛く、一緒にいることが楽しくなります。
この感覚は、ダウン症児が生まれた直後の親には理解できないことかもしれません。
また、障がいを持ったお子さんがいない親も同様に理解できないかもしれません。
そのような先輩方の親は、ある意味、昇華した人たちなのです。
一段、上の世界に進んでいる人たちなのです。
そのため、今、悩んでいる自分と温度差を感じるかもしれません。
でも大丈夫です。
いずれは、同じ昇華した人になっていきますから。
私たちは、先輩たちが歩んできた道を同じように歩むことになります。
温度差があるからといって、ダウン症親の会をやめたりせずに、しばらく居てみてください。
きっと役に立ついろんな情報が得られると思います。