実は、障がいは、わりと身近にあるのではないかと感じることがあります。
私は、早希がダウン症のため、障がい児は接することが多いですが、障がい児がいない方でも、実は、わりと身近に障がい児がいるのではないでしょうか。
よく知られた障がいについての発生確率です。
- 発達障害 15人に一人
- 自閉症 100人に一人
- ダウン症 1000人に一人
驚いたのは、発達障害の確率です。
15人に一人の割合でいます。
1クラス40人の場合、2人以上はいる計算となります。
この結果は、文部科学省が2012年に全国の小学校、中学校に行った結果です。
自閉症は、軽いものを含めると100人に一人いると言われています。
こちらもわりと多いようです。
早希ちゃんは、特別支援学校に通っていますが、自閉症の子は、かなり多いと感じます。
そしてダウン症は、1000人に一人の確率です。
今では、出産年齢が上がっていることから800人に一人とも言われています。
他にもさまざまな障がいがあり、それらの障がいを含めると、わりと身近に障がいを持っている子供たちは多いのではないでしょうか。
そう考えると私たちは、何かしらの障がいを持っており、普通の事ではないかと感じます。
これから技術が進み、障がいを簡単に識別できるような時代が来ると考えられます。
更に今まで分からなかった障がいが判明したり、障がいが細分化されていくかもしれません。
すべての人が何かしらの障がいを持っており、何も持っていない人の方が少数派(マイノリティ)であることが分かるのではないかと思います。
そういう時代に障がいを差別する人はいなくなるでしょう。
だってみんな何かしら障がいを持っているのですから。
障がいがあるからこそ、いろんな才能を持ったバラエティーにとんだ人たちが現れ、人類の進歩にも役立っているのではないかと私は考えています。