久々に怒りを覚える記事を見ました。
トルコ国籍クルド人の少女に対する陰湿ないじめが小学校でありました。
しかも、学校は、その事実を隠ぺいしているようです。
何が起きたのでしょうか。
少女は、2歳の頃、両親とともに来日しました。
そのため、少女は、トルコの記憶はありません。
このクルド人家族は、難民申請中とのことです。
少女は、将来、弁護士になる夢を持っているそうです。
その少女に対して陰湿ないじめが起きたのです。
前の校長先生は、いじめから少女を守っていたそうです。
しかし、新しい校長になってから一変します。
トイレに閉じ込められたり、罵倒されたり。
それでもなんとか学校に通い続けたそうです。
更に追いうちをかけます。
体育で突き飛ばされてけがをしていまいます。
いじめがエスカレートしていきます。
酷いのは、学校の先生もでした。
家族が教頭先生に苦情を言うと、「心が弱いから」と少女に非があるような言い方をされたそうです。
記事の記者が教頭に質問をすると「そんなことは言っていない」と言ったそうです。
この教頭は、発言をこの後、何度も変えます。
少女は登校拒否になってしまいます。
詳しくは次の記事を見てください。
かなり怒りを覚える内容です。
記事 川口市の小学校、学校ぐるみで“クルド人少女のイジメ事件”隠し
まず、学校の生徒のいじめですが、日本人とは異なる人種に対して起きやすいのだろうと思います。
世界中どこにでもありますが、人が集まると人種、宗教など異なる人達に対する排他的な行動が見られることが多々あります。
これは、障がい者に対しても同じです。
大人の世界と違い、子供の世界は、警察のような守ってくれる存在がいません。
学校の先生もいつも一緒にいる訳ではありません。
いじめは、学校の先生がいないところで起きるためです。
無法地帯といっていいでしょう。
そかも、いじめはエスカレートしていく傾向があります。
本当は、学校の先生も異変は気づくはずです。
記事を見た限り、今回の川口市の小学校の先生たちは、どうもこの事件の隠ぺいを行おうとしているように見えます。
生徒を守るはずの先生がいじめの側に回るという酷い状況です。
想像ですが、学校側は、この事件を表ざたにしたくなかったのでしょう。
自己保身に走っているのかもしれません。
しかし、逆にそれが災いし、ニュースを通して全国に広まってしまった結果となりました。
記事には、学校名と教頭先生の名前までさらされています。
こうなると学校及び先生に全国から一斉非難されることになります。
まともな人であれば、精神的に参ってしまうことでしょう。
なぜ、このような事態になったのか。
このような事態に発展することは、想像できなかったのでしょうか。
今の時代、何か問題があると録音など証拠が取られ、場合によってはネットを通じて一気に広がってしまいます。
一個人の発信力が強くなっているのです。
昔であれば、隠ぺい化できたかもしれません。
しかし、今の時代は通用しません。
このような事件はよくありますが、ほとんどの場合、ネットで公開され大騒ぎになり、結果、校長などが謝罪するという末路を辿ります。
今回も同じ末路となるのでしょう。
このような事態を起こした学校に通うまじめな生徒が可哀そうです。