以前、アンケート調査を実施したダウン症を告知されたときの夫の反応の結果についてまとめました。
ダウン症児が生まれて一番、ショックを受けるのは、母親ではないでしょうか。
母親は、不安で一杯になります。
その際、一番、身近にいる夫が心の支えにならなければなりません。
実際、夫は心の支えになっているのか、アンケート調査を実施した結果は次の通りです。
おおよそ7割の人は、夫が肯定的な反応だったと回答しています。
逆に3割の人は、否定的な対応だったと回答しています。
もう少し肯定的な反応の割合は大きいだろうと思いましたが、少し意外です。
さらに肯定的な反応をした夫がどのような態度だったかについては、次のようになりました。
「励ましてくれた」が約45%、「気を使ってくれた」が約24%、「心配してくれた」が10%であり、合せて約8割の人は、妻のことを考えた行動をしているようです。
否定的な反応だった人の態度は次の通りです。
「酷いことを言われた」が33%います。
「落ち込んでいた」か17%となっています。
逆に妻のことは考えず、自分の感情で行動しているように見えます。
今回の結果を見ると約7割の夫は、妻の支えになっているようです。
ダウン症児を含めた障がい児を育てていく上で、夫婦間の理解と協力は不可欠です。
最初から否定的の反応をされてしまうとずっと後を引きずる可能性があります。
最初が肝心です。
もし、これから出産される人、出産された直後の父親は、十分、考えた方が良いと思います。