ニュースにもなっているため、ご存じの方が多いと思います。
昨日は、ワイドショーでも紹介されていました。
ダウン症のある少年が池袋駅で残高不足になり、困っていたところ、高齢の男女が1000円渡してくれたということのようです。
ダウン症のある16歳になる少年は、東京都立特別支援学校高等部1年生とのことです。
経緯は次の通りです。
少年は、4月に東京都立特別支援学校高等部へ入学しました。
少年は、電車で学校に通学しており、母親も付き添っていました。
通学になれたため、学校の最寄駅で待ち合わせるようになりました。
ところが問題が起きた当日、下校時間がいつもより1時間早い、午後2時半だったそうです。
そのため、少年が最寄駅に着いても母親はいませんでした。
少年の携帯電話は解約したばかりで連絡もできません。
その後、少年は、自宅には向かわずに池袋駅にいったそうです。
なぜ、池袋駅かというと、10日程前に母親が冗談で「早く授業が終わる日は、池袋にいけたらいいね」と言っていたことを思い出したためです。
少年は、母親が先に池袋に行ったと思い込んでいたようです。
少年は、2時間程、母親を待ち、疲れたため帰宅しようとしたところ、ICカードの残高不足で立ち往生したようです。
少年が困っていたところに高齢の男女が表れて1000円を少年に渡したそうです。
ICカードが残高不足になったのは、日ごろから高額を入金しないようにしており、残高が数百円となったことからそろそろチャージしようと思っていた矢先のことだったそうです。
沖縄で親戚の葬儀の参列に向かうための航空券の入った財布を落とした高校生の話を思い出します。
この件では、埼玉県の医師が6万円を高校生に貸してあげたというものでした。
殺伐とした世の中でこのような良い行いをする方もいます。
とても簡単なことですが、なかなか出来ることではありません。
私も助けてくれた人たちのようにありたいと思います。
さて、立ち往生した少年のニュースを見て、将来、ダウン症のある早希ちゃんが一人で通学できるのかとても心配になりました。