特別支援学級に通っていた5年生の障がい児が複数の普通学級の児童からいじめられていたそうです。
そのいじめが原因で転校していたそうです。
いじめは、2年生の頃から続いていたそうです。
学校は当初、いじめを認めていなかったそうです。
「きもい」と言われたり、顔をつねられたり、上履きを隠されたりしていたようです。
5年生のときには、理科の実験用の豆を食べるよう強要されたそうです。
障がい児の父親は、2年生の頃から担任に対応を求めたそうですが加害者からのヒアリングのみで当事者間のトラブルとしか認識していなかったようです。
父親の訴えで市教育委員会は、学校を指導し、ようやくいじめを受けていたことを認めたそうです。
学校は、父親に謝罪したそうですが、児童は、不登校になり、残念ながら転校したそうです。
このようなことは、度々繰り返されます。
一番は、学校側の初動に問題があります。
いじめの訴えがあったのであれば、いじめがあったという前提で考える必要があります。
しかし、この学校は、加害者の話をうのみにしたのではないかと思います。
当事者にヒアリングしても自分を守るために嘘をいうことは十分、考えられます。
最初の時点は、しっかりと対応していれば、いじめもエスカレートしません。
いじめを食い止めることが出来なかった場合、もっといじめができると加害者の児童は考えてエスカレートしていきます。
私は、度々、このブログで述べていますが、行き過ぎたいじめがあった場合、それが犯罪に相当するのであれば、警察に通報するべきであると思います。
学校には、その前提で話し合いをするのが良いと思います。
通報するとなると大ごとです。
学校も曖昧な対応はできなくなるでしょう。
そのためにも普段からいじめの状況を証拠として記録しておくことです。
学校には学校の言いたいことがあると思います。
いじめは見えにくいため、把握しにくいところがあります。
しかし、いじめについては、厳しい態度で臨むべきです。