③ダウン症に関する疑問・悩み ⑪ダウン症に関するニュース

流産を繰り返した末に授かったダウン症児との悲しい別れ

とても悲しいニュースを見ました。

母親は、40歳半ばです。

不妊治療していました。

初期の流産は10回しています。

7年目にしてようやく妊娠することができました。

母親は、出生前診断を受けました。

もし、ダウン症だった場合、事前に準備しておきたかったためです。

それでも出生前診断の結果が陽性だったと聞いたとき、目の前が真っ暗になったそうです。

母親は、ダウン症協会に電話したそうです。

電話に出てくれた方からは、「生む選択をした人もいるし、生まない選択をした人もいる。生むか生まないかは自分で決めること」と言われたそうです。

また生んだ後の生活がどうなるかについても教えてくれたそうです。

母親は、自分の母親にも相談します。

自分の母親は生むことを賛成してくれました。

しかし、夫の両親は、強く反対されたそうです。

この夫婦は、両方の意見に板挟みになっていました。

夫婦間にも温度差が生じていました。

しかし、妻の生む強い決意を知った夫は、腹をくくりました。

出産を楽しみにしていた夫婦。

胎動が少ないと思った母親が病院に行くと

 

「心拍がありません」

 

と伝えられたそうです。

もう一息のところで。

夫婦は、死産した赤ちゃんに名前を付けました。

服を着せて、手形、足形を取り、写真を撮ったそうです。

全てが愛おしかったそうです。

母親は、長期休暇で会社を休み、気持ちが前向きになったところで不妊治療の再開を決意したそうです。

でも今度は、夫婦両方の親から心配されたそうですが、着床前診断で正常な受精卵を戻すことで身体の負担は軽くなると説得したそうです。

 

以上がニュースの内容です。

私自身、このような記事をいくつも見ましたが、母親の出産したいという思い、夫の思い、そして両親の思いがそれぞれ違っていると、全員が苦しむことになります。

そして一番、苦しむのは母親です。

板挟みになってしまうのです。

ダウン症児を生むかどうか、なかなか難しい問題です。

日本ダウン症協会の方が言われた通り、どちらの選択も間違いではなく、最終的には母親が決めることなのだろうと思います。

 

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  この本は、出生前診断の誤診の裁判について書かれたものです。もし、結果が陽性であった場合、中絶を考えていたそうですが、一方で「あの子に会えてよかった」と言っています。とても興味深い内容でした。

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