目次
1.「スペシャル・ビューティー・ジャパン2017」とは
ビューティーコンテストとは、美しさを競うコンテストのことです。
今回、知的障がいを持つ人たちのビューティー・コンテスト「スペシャル・ビューティー・ジャパン2017」が、2017年3月5日(日)に日本で開催されます。
場所は、東京・代々木の山野ホールです。
日本では初となります。
参考映像
2.ビューティー・コンテストを開催しようと考えたきっかけ
今回、「スペシャル・ビューティー・ジャパン2017」を企画したのは、日本でタレントとして活躍しているジェイソン・ハンコックさんです。
ジェイソン・ハンコックさんは、NHKの「おとなの基礎英語」などに出演した方です。
ジェイソン・ハンコックさんが日本でビューティー・コンテストを開催しようと考えたきっかけは、母国アメリカで観たテレビ番組だったそうです。
そのテレビ番組は、知的障がいを持つ人が出場するビューティー・コンテストのドキュメンタリーだったそうです。
「2年前にアメリカで知的障がいを持つ人が出場するビューティー・コンテストのドキュメンタリー番組を見たんです。その映像を見て感動しました。出場している子たちの顔が輝いているんです」
子供たちだけでなく、両親の顔も輝いていたそうです。
この番組を見てジェイソン・ハンコックさんは、障がいをもって生まれた子たち、その親たちがかなえられないと思っていた夢を取り戻せると思ったそうです。
ドレスアップして、スポットライトを浴びることで。
ジェイソン・ハンコックさんは、大学時代に所属していたダンスサークルで知的障がいがある人達のチームと共演したことがあるそうです。
そこでダンスに真剣に取り組む知的障がいがある人達を見て自分も頑張らねばと思ったそうです。
そんなこともありジェイソン・ハンコックさんは、知的障がいを持つ人たちのためのビューティーコンテストを開催したいと思ったそうです。
日本では初のことであるため、開催にこぎつけるまで大変だったようです。
しかし、実際に参加者を募集したところ、うれしいことにエントリーが殺到したそうです。
ジェイソン・ハンコックさんがアメリカで観たビューティー・コンテストでは、普段、あまり話さない子供たちがステージにあがり、みんな輝いていたようです。
日本の開催でもみんなが輝けると思います。
3.開催要領
3-1 参加対象
5歳から25歳くらいまでの知的発達障害のある方が対象。
参加者は年齢別に 5つのグループを用意します。
●Little Princess (5歳以上12歳未満の女の子の部)
●Princess (12歳以上20歳未満の女の子の部)
●Queen (20歳以上の女性の部)
●Little Mister (男の子部門)
●Mister Special Beauty (男性部門)
3-2 イベントプログラム
スペシャルビューティーコンテストは、
①コンテスト
②ビューティー
の2部構成です。
①ビューティー
参加者同士の交流を通じて、お互いの友好を支援するそうです。
また以下の練習も行います。
- ウォーキングのレッスン
- 写真の撮られ方
- 笑顔の作り方
- 自己紹介のやり方
- 舞台上からの自己アピールのやり方
②コンテストの審査
審査員と参加者自身が投票し、合計点でグランプリを決定するそうです。
- プレゼンテーション
- 服のセンス
- スピーチ
- インタビューなど
3つの年齢グループごとにグランプリを決定します。
もし、グランプリに輝かなかった人も、
- ミス・フレンドリー
- ミス・ナイススマイル
- ミス・ビューティフルヘアー
など、可愛いいタイトルホルダーになることができるそうです。
ジェイソン・ハンコックさんのHP
日本初、知的障がい者たちのためのビューティーコンテストを開催したい!
元記事