⑫ダウン症児を親族に持つ有名人

ダウン症児をもつ松野明美さん「いちばんじゃなくて、いいんだね」

松野明美さんと言えば、元長距離走、マラソン選手で現在は、熊本市議会議員です。

いつも元気で明るいイメージがありますが、陰で苦労されている方です。

オリンピックにマラソン選手として出場されたと思っている方も多いかもしれませんが、ソウルオリンピックでは10000m走者として出場されました。

マラソン選手転向後、オリンピック代表選考レースでは好タイムを出した松野明美さんは、バルセロナオリンピック出場は確実と言われていました。

しかし、選考では、基準が不明確な中で混迷し結局、落選となり涙をのむことになりました。

引退後は、タレントとして活躍していました。

マラソン選手時代の印象と違い、とにかく明るく元気印の方でした。

2001年に結婚し、その後、二児をもうけています。

2008年、テレビ番組において次男がダウン症をもっていることを告白しました。

合併症で心臓病もあったそうです。

しかし、芸能人ゆえ、明るいイメージを壊したくない松野明美さんは、次男がダウン症であることを知られないようにしていたと言います。

またマラソン選手として常に1番を目指していた松野明美さんにとって、次男のゆっくりした成長は受け入れられなかったようです。

転機は直ぐに訪れました。

児童デイサービスに通わせる中、次男が自分のペースで成長する姿を見て、自分のペースで走ることが大切であることに気が付いたと言います。

このことにより次男のダウン症について公表することになりました。

公表時は、障がいがあっても前向きに生きていける世の中にしたいと考えていたそうです。

その後、次男のダウン症公表がきっかけで市議会議員の出馬要請から立候補し、見事、当選しました。

いちばんじゃなくて、いいんだね。

 

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