風見 しんごさんと言えば、テレビで活躍しているタレント、俳優です。
風見 しんごさんの長女えみるちゃん(当時10歳)は2007年1月、通学時に自宅からわずか130メートルの交差点を横断中、トラックにはねられ亡くなりました。
お通夜では、風見 しんごさんが涙を流しながら「娘と飲酒をしたかった」と述べたそうです。
そしてその翌年、妻の尚子さんが懐妊されたそうです。
妊娠5ヶ月目のとき、胎児がダウン症であることが分かったそうです。
出産することは決めていたそうです。
子供の名前は、「こころ」と名付けました。
大学で児童福祉を学んでいた妻の尚子さんは、生まれた後の療育ことも考えていたそうです。
妊娠8ヶ月目のとき、胎児の動きがおかしいことに気づき、病院に連れて行ったところ、胎児のお腹に腹水がたまっていることが分かりました。
その2日後、こころちゃんの心臓は停止したそうです。
死産です。
そのとき妻の尚子さんは、通常は帝王切開するところ通常分娩での出産をすることにしたそうです。
生まれた子供たちは、みんな通常分娩だったのでこころちゃんも通常分娩で出産したかったそうです。
流産のうち7割くらいは、ダウン症などの染色体に何らかの問題を抱えている場合が多いと言われています。
こころちゃんのように生まれてくる力が尽きてしまうことが多いと思います。
しかし、運命のいたずらとしか言いようがないですが、長女の事故の翌年に長男の流産はやるせないものを感じます。
私たちの長男はO157に感染して生死を彷徨い、その中で長女はダウン症をもって生まれましたが、もしものことがあったかも知れません。
そう考えると他人事ではありません。
ところで風見 しんごさん家族は、今は、立ち直ったそうです。
今後のさらなる活躍、楽しみにしています。