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長女の早希(サキ)は、2007年(平成19年)9月に生まれました。
渓がO157に感染し、入院中に生まれました。
渓と同様、安産でした。
早希が生まれたとき、まだ渓はO157で入院していたため、病院に見舞いに行くと渓の病室と妻の病室を行き来していました。
早希が生まれて直ぐに妻は病室に移りましたが、その時、カーテンで仕切られた隣のベットにいた方が泣いているのが聞こえました。
何か子供にあったもかもしれません。
翌日、私たちは医師から思わぬことを言われました。
顔つき、耳の形、手相などからダウン症ではないかということでした。また心臓に穴があいてるかも知れないということでした。
そのとき私は、ダウン症について知らなかったことと、渓がO157感染でまだ大変な時期であったため、それほど感じるものはありませんでした。
でも、妻が医師から伝えられたあと、「私がいけないの?」と言って泣いていたのを今でも覚えています。
その後、なかなか歩くこともできず、ダウン症の子は、成長がゆっくりであることを実感しました。
幼稚園では、他の子たちととても仲が良かったです。
マイコプラズマで入院した際、幼稚園のクラスの子たちが早希のために絵を描いてくれました。
それがうれしかったのか、退院後、幼稚園の同じクラスの子たち全員とハグしていたそうです。
言葉ではいえない早希なりの感謝の表現方法だったと思います。
ちなみに9歳になった今もまだ言葉が言えません。トイレも行けずまだおむつをしています。
でも私たちの言っていることは分かるようで、例えば「お皿を片付けて」というとちゃんと片付けてくれます。
性格ですがとても繊細です。他の人の感情に敏感なのか泣いていると一緒に泣いたり、落ち込んでいると頭をなでたりします。
早希が怒ると手をバタバタさせるのですが、そのしぐさがかわいくとても怖くありません。
テレビは、「おさるのジョージ」と「ひつじのショーン」が好きで一日中観ています。
小学校では、2年生まで普通級にいましたが、クラスの子たちととても仲が良かったです。
今は支援級にいますが、普通級に久々に行くとクラスの子たちから「早希ちゃんだ!」と歓声が上がるそうです。
とても良いことです。
渓(ケイ)と早希(サキ)
渓と早希はとても仲が良いです。渓は小学校のお昼休みに早希のところに行って一緒に遊んであげているようです。
早希は、渓と一緒にいるときは、渓の上に乗っかったり、頭をポンポン叩いたりやりたい放題ですが、渓は決して怒らず、ニコニコしながら遊んであげています。
渓と早希は大きくなってからも仲は良いでしょう。

