世田谷区在住の尾形理子さんは、1994年にダウン症を持って生まれました。
尾形理子さんが絵を描き始めたのは、幼少の頃、母親の雅子さんが通っている絵画教室に一緒に行くようになったのがきっかけでした。
中学生のときには、絵画教室の先生の勧めで展覧会に出展するようになったそうです。
そして16歳の時には初めての個展を開きました。
ダウン症児は、言葉で気持ちを伝えることが苦手なことが多いです。
しかし、絵を描くようになってから尾形理子さんは前向きになったといいます。
自分を表現し、多くの人に見てもらえる喜びを知ったのではないかと母親の雅子さんが言っています。
尾形理子さんの絵は、色使いが独特で鮮やかなことが特徴です。
アート的な絵が多く、豊かな気持ちにさせてくれます。
尾形理子さんの夢は、海外でアート展デビューすることのようです。
ダウン症のある方は才能がある人が多いですね。
尾形理子さんの主な出展
- 2010年 「アート未来展」 新国立美術館
- 2012年 「第30回平和美術展」 世田谷美術館
- 2014年 「3331アンデパンダン展」 3331 Arts Chiyoda
- 2014年 「FANTASTIC DAYS」 タンバリンギャラリー
- 2016年 「Outside The Box」 AI KOWADA GALLERY