ワンオペ育児という言葉がありますが、育児、家事は母親に偏りがちです。
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日本政府の調査では、6歳未満の子どもがいる家庭の夫の一日の家事・育児の1日平均時間は、1時間23分だったそうです。(2016年調査)
それに比べて妻の家事・育児の1日平均時間は、7時間34分だったそうです。
20年前に比べると45分増えているそうですが、妻と夫では5倍以上の開きがあります。
ちなみに各国の夫の一日の家事・育児の1日平均時間は、
- フランス 2時間30分
- イギリス 2時間46分
- スウェーデン 3時間21分
となっています。
日本以外、妻と夫の家事・育児の時間のギャップは2、3倍くらいになっています。
主要国の中では、日本はワーストの部類に入ります。
原因としては、間違いなく夫の意識の問題が一番です。
しかし、ネットニュースのコメント欄を見ると夫の労働時間にも原因がありそうです。
つまり、夫は仕事で帰宅が遅いため家事・育児が出来ないというものです。
そして家事・育児をするために定時退社すると収入が減るため生活ができないという悪循環があるようです。
この問題を解決するには、夫の意識に加えて、社会全体で夫が家事・育児をしやすい環境を作ることが大切であるようです。