③ダウン症に関する疑問・悩み

ダウン症児の障がいの程度は個人差が大きい

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ダウン症児のブログ等を見ていると、比較的良好な軽度の子が多いように感じます。 しかし、ダウン症児が全て軽度では有りません。 私たちのダウン症がある早希ちゃんは、重度の部類です。 ダウン症児の成長の程度は、軽度から重度まであり個人差が大きいと言われています。

ダウン症児の障がいとは

ダウン症児の障がいといった場合、大きく「臓器の働き」と「能力」の2つがあると思います。 臓器の働きに障がいがある 心臓病、消化管疾患などです。 障害というよりは病気といった方が良いかもしれません。 生まれつき、心臓病、消化管疾患などに障害を持っているダウン症児は多いようです。 私たちの早希ちゃんは、こちらの方は奇跡的に何も問題ありませんでした。 知的に障がいがある 知的障害かどうかは、知能指数が70未満および日常生活能力(※)の程度から判断されます。
※自立機能、運動機能、意思交換、探索操作、移動、生活文化、職業等
知能指数と障害の程度の関係は、以下のようになります。
区分 知能指数 障害の程度
~20 最重度知的障害
21~35 重度知的障害
36~50 中度知的障害
51~70 軽度知的障害
ダウン症児の知能指数の平均は50くらいと言われています。 平均が50くらいといってもばらつきの幅は広いようです。 私たちの早希ちゃんは、重度知的障害(知能指数21~35)となります。

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他の子と比較してしまう?

やはり、つい他のダウン症児と比較してしまうことがあると思います。 比較はキリがありません。 重度の子であれば軽度の子と比較し、軽度の子であれば健常児の子と比較してしまいます。 健常児は健常児と比較してしまいます。

参考記事 他のダウン症の子と比較してしまう

このような比較は、ストレスが溜まるのではないでしょうか。 私たちも最初の頃は、他のダウン症と比較していましたが今はしていません。 他の子と比べるのではなく昨日の自分の子と比べれば良いのです。 そしてダウン症児は、成長のスピードが違うだけでいずれは同じ程度になると言っている人もいます。 マラソンを走るとき、それぞれ走るスピードは異なりますがゴールは同じです。 いずれは出来ないことが出来る日が来ます。 長い目で見てあげましょう。

 

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