たまたまYAHOO!知恵袋を見ていたら、ダウン症の子供をテレビに出す有名人に否定的な方がいました。
また、ダウン症のある子供の成長記録をブログに載せることが理解できないと言う方もいました。
私自身、テレビやブログでダウン症の子供を紹介することは、ダウン症の啓蒙につながるため良いことであると考えています。
上記のような否定的な考え方をする人たちは、どうしてそのような考え方になるのか考えてみました。
(逆に私のように肯定的な考え方が理解できないという方もいるかもしれません)
一つは偽善に感じるからではないでしょうか。
有名人がダウン症の子供が可愛いと言っていることが信じられないのだと思います。
テレビを見ているお母さん、お父さんはダウン症を告知されショックを受けている状態かも知れません。
そのような状況で、タレントがダウン症のある子供を可愛がるテレビを見ていても、そうは思えない自分とのギャップがあり過ぎて苦痛なのかもしれません。
もう一つ美化していることに違和感があるからではないでしょうか。
テレビではいいところしか流さず大変な部分は隠されていると感じているからではないでしょうか。
そう考えるとダウン症関連の番組を見ても、これは本当ではないと思うため納得できないのではないでしょうか。
一方でこのようなテレビ番組を肯定的にとらえている人たちもいます。
違和感がある方、苦痛な方は、ダウン症をテーマにした番組は観ない方が良いのかもしれません。
実際に避けている人もいるようです。
ブログも同じことが言えると思います。
ダウン症児が生まれた後の苦悩について書かれているブログはたまに見かけますが、ほとんどのブログは可愛いわが子を紹介するものばかりです。
そのようなブログも違和感と苦痛をもたらすだけなのであろうと思います。
最後に
世の中、さまざまな考え方の人がいます。
私はどの考え方もその人にとっては正しいのだと思います。
一番、大切なことは、どちらか一方が正しいのではなく、考え方の違いを理解し、認め合うことではないかと思います。