障がいのある自分の子供を外につれていけないという話はよく聞きます。
例えば、ファミリーレストランで子供が騒いだりすると他のお客さんが一瞬、こちらを見ていることがあります。
居たたまれなくなると思います。
そんなことが度々あると他の人の目が気になりなかなか人が集まる場所には、連れて行きにくくなります。
うちのダウン症を持つ早希ちゃんの場合は、お店の椅子になかなか座りません。
何かこだわりがあると思うのですがそれが分かりません。
すき家の椅子には座りますが、レッドロブスターの椅子には座りません。
そしてずっと立ったまま食事をすることになります。
当然、周りのお客さんはどうしたんだろうという目で見ます。
無理に座らせようとすると大きな声で抵抗します。
そのため、レッドロブスターは敬遠するようになりました。
このようなことは、障がい児の親であればたくさんあると思います。
松屋に行った時のことです。
昼時にいったため、人が並ぶくらい混んでいました。
私と早希ちゃんとお店に入りました。
早希ちゃんには牛丼を食べさせましたが、少しずつしか食べないため、周りは食べ終わったお客さんが次から次へと入れ替わります。
当然、待っているお客さんの目が気になります。
しかし、店員は私たちを急がせことなく、「ゆっくりしていってくださいね」と声を掛けてくれました。
このような店員がいると安心します。
世の中、障がい児に対する理解は少しずつ広がっていると思います。
外に連れ出すことは、周りの人たちの理解を深める機会にもなるため、私は基本的にどこにでも連れて行きます。
そのためか、娘も慣れてきたようで椅子に座らないということは少なくなりました。(まったくなくなった訳ではありませんが)
周りの人、本人、そして親も慣れる必要があります。
自分の子供を外につれていけない方は、積極的に外出してみてはどうでしょうか?