対岸の火事とは、皆さんご存知のように、対岸で火事が起きているがその火事が自分のところまでこないだろうと安心している様子のことです。
しかし、実は、決してそんなことはないということわざです。
私が対岸の火事ではないと思ったのは、長男がO157に感染したときでした。
それまでは、O157に関するニュースが流れていても自分たちには関係ない遠い世界のことのように考えていました。
ダウン症についてもそうです。
しかし、長男がO157に感染し、生死をさまよったことや、長女がダウン症を持って生まれたことで、世の中の出来事は決して対岸の火事ではないと思うようになりました。
大地震、大津波などの天変地異や、
芸能人でガンを発症する人、難病にかかる人のニュースを見ると、これらは他人ごとではなく自分にも降りかかる可能性があるのだと思うようになりました。
そして気持ちの上で、もしそうなったら自分はどうするのだろうと想像します。
ボーイスカウトに「常に備えよ」という言葉があります。
(長男がやっているボーイスカウトで知りました)
常日頃から備えておくことで、いざその場面にめぐり合っても、直ぐに対処に移れると思います。
いい言葉だと思います。