人間には染色体が2本ずつ23組ありますが、そのうちいずれかの組の染色体が2本ではなく、3本ある状態をトリソミーと言います。
21番目の染色体のトリソミーは、ダウン症候群といすますが、18番染色体のトリソミーは、18トリソミー(エドワーズ症候群)と呼ばれます。
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出生する確率は3000から10000人に1人程度です。
また18トリソミーの場合、出生率はわずか6%だそうです。
ほとんどは流産してしまうようです。
生まれてきた子は、まさに奇跡の子ですね。
今回、県立広島特別支援学校の小学部1年に「18トリソミー」の女の子、植野えれなちゃんが入学されたそうです。
18トリソミー」の女の子 愛に育まれ小学生に…
植野えれなちゃんは、生まれてから1か月過ぎた頃、心不全を起こしたそうです。
以前、医療の現場では、積極的な治療は行わなかったそうですが、ご両親は、手術をすることを決断したそうです。
その結果、手術は成功しました。
もし、手術しなければ1歳になる前に命の炎は消えていたでしょう。
現在は、積極的な治療を行う病院が増えているようです。
植野えれなちゃんの入学式の映像を観ましたが、嬉しそうでした。
楽しい学校生活になるといいですね。