写真は太宰治のお墓
映画「人間失格 太宰治と３人の女たち」が2019年9月に公開されます。
この映画は、太宰治の代表作「人間失格」からタイトルを取っていますが、「人間失格」自体の映画化ではなく、太宰治を取り巻く、実在した３人の女性との物語です。
映画はフィクションとなっているため、実話をもとにした創作であるようです。
太宰治役は、小栗旬が演じます。
3人の女性は、津島美知子(宮沢りえ)、太田静子(沢尻エリカ)、山崎富栄(二階堂ふみ)となっています。
山崎富栄さんは、太宰治と一緒に入水自殺した方です。
さて以前、このブログにおいて太宰治の長男、正樹さんは、ダウン症を持っていたことについて書きました。
今回、この映画を製作するにあたり、映画監督である蜷川実花さんは、太宰治の長男役にダウン症のある子どもに演じてほしいという強い思いがあったそうです。
この映画には、3歳のダウン症児が太宰治の長男役を演じているそうです。
公開は、9月13日です。
私も観に行きたいと思います。
ちなみに太宰治の「走れメロス」は好きです。
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この本は、出生前診断の誤診の裁判について書かれたものです。もし、結果が陽性であった場合、中絶を考えていたそうですが、一方で「あの子に会えてよかった」と言っています。とても興味深い内容でした。