以前、このブログで紹介したダウン症児が出演する名作映画「チョコレート・ドーナッツ」が日本で舞台化されます。
ダウン症児であるマルコ役は、高橋永さんと丹下開登さんのダブルキャストです。
主人公のルディは東山紀之さんが演じるそうです。
演出は、宮本亞門さんです。
「チョコレート・ドーナッツ」を知らない方のためにストーリーを少しだけ紹介します。
母子家庭で育児放棄されたマルコ少年。
マルコは、ダウン症を持っています。
母親が逮捕され、マルコは、施設へと隔離されます。
心を痛めたルディたちは、マルコを引き取ろうと動き出します。
しかし、偏見、差別により阻まれてしまいます。
この映画は、「1970年代のニューヨークのブルックリンでゲイの男性が育児放棄された障害児を育てた」という実話がベースになっています。
とても悲しい物語です。
映画を観終わった後、怒りとともに心にぽっかりと穴が開いたような感じになりました。
まだ御覧になっていない方は、是非、観てください。
舞台版の「チョコレートドーナツ」の公演日程は下記の通りです。
2020年12月7日から12月30日 東京・渋谷「PARCO劇場」
2021年 長野、仙台、大阪、愛知 公演予定