ダウン症者に関するテレビ番組はたまに放映されますが、その番組の演出に違和感がある人は多いようです。
ダウン症関連に限った話ではなく、障がい者に関するテレビ番組全般的にそうです。
とかく日本人は美談が好きです。
こんな逆境から努力して成功したような話が大好きです。
このような演出は全てがいけない訳ではありませんが、違和感があるのはなぜでしょうか。
テレビは本当の話だったとしても、テレビカメラを回すときは、ある程度、制作者サイドでシナリオが決まっていると考えています。
以前、そういった話を聞いたことがあります。
そうなると本人の言葉で言っているのではなく、テレビに言わされているように感じてしまいます。
悲しい場面でも、それは番組を見ている人に泣いてもらうための演出に見えてしまいます。
そういう番組の意図が見えてしまうと冷めてしまいます。
テレビの制作の都合上、ある程度の演出はしかたないと思いますが、過度な演出は控えた方がよいだろうと私は思います。
違和感については、他の意見もあると思います。
比較的に民放が多いように思います。
私はあまりテレビは観ませんが、NHKは過度な演出があまりないため安心して観ることができます。