生まれたわが子がダウン症であると医師から告知されたとき、どんな人でもショックは受けると思います。
ショックを受けない人はいないでしょう。
誰もが健康な赤ちゃんが生まれてると当然のように考えています。
障がい児が生まれてくるかも知れないとは誰も想像していないでしょう。
そして生まれた瞬間、初めて対面する子供が愛おしく思うことでしょう。
ところが医師からダウン症の疑いがあると告知された瞬間、幸せの絶頂から奈落の底に落とされることになります。
期待していた子との落差にショックを受けます。
そして同時に育てられるのかという不安がよぎります。
ショックは、早い人では1か月で和らぐ人もいれば、1年近くかかる人もいるようです。
当サイトでのアンケート調査結果より、平均で3か月ほどで和らぐようです。
ダウン症告知のショックから前向きになるまでの期間は?(ドローターモデルによる独自アンケート分析結果)
ショックを和らげるには、次の3つの方法があります。
目次
1.時間が解決してくれる
よく言われる時間が解決してくれるというものです。
時間とともに冷静に考えられるようになります。
そしてショック後の様々な出来事の中でショックの気持ちが薄れていきます。
時間が経つのを待つのです。
しかし、当サイトのアンケート調査にもあるように1年近くショックが続く人がいます。
1年も続くと精神的に参ってしまいます。
2.ダウン症を持つ子の先輩お母さん
次の方法としては、ダウン症を持つ子の先輩のお母さんと話をすることです。
あるアンケート調査では、立ち直るきっかけは、「ダウン症を持つ子のお母さん」が一番多い結果となりました。
引用 『出生前診断』及び『母体血清によるスクリーニング検査』に関する アンケート調査(1996年6月実施)の結果報告書
同じ境遇の先輩ママさんから話を聞くことが、立ち直る第一歩なのでしょう。
ダウン症を持つ子の先輩のお母さんが近くにいる方はなかなかいないでしょう。
その場合は、ダウン症親の会に入ることをお勧めします。
3.わが子の可愛さ
次の方法は、わが子の可愛さです。
上記で紹介したアンケート調査では、2位に上がっています。
ダウン症告知のショックでわが子が愛おしく思えないという人も多いと思います。
しかし、無邪気で純真な子供を笑顔を見ているうちに心が落ち着いてくるのではないでしょうか。
最初は、そう思えないかもしれません。
しかし、次第にわが子の可愛さに気付くに違いありません。