①日々所思(思うところ)

少数派(マイノリティ)の問題はどれも同じ?

少数派(マイノリティ)とは、全体の中で所属する人数が少ない方のグループのことです。

必ずしも人数が少ないことが少数派(マイノリティ)とは限りません。

社会の権力関係が弱い立場の人たちも少数派と呼ばれます。

大富豪は一握りの人たちですが、弱者ではないため少数派ではありません。

ダウン症者の場合、1000人に1人生まれると言われるため少数派です。

他の障がいを持った人も同じく少数派です。

米国において黒人、ラテン系、東洋系などの人種は人口的には多いですが、権力関係が弱い立場のため少数派です。

日本は単一民族のように誤解されていますが少数民族もおり、彼らも少数派です。

最近、ようやく認知されてきたLGBTも少数派です。

少数派の対義語が多数派(マジョリティ)です。

少数派の一番の悩みは、多数派(マジョリティ)に理解されないことではないでしょうか。

理解されないため、受け入れられていないと感じるのではないでしょうか。

人は自分たちの集団と異なる集団を排除しようとするところがあるようです。

例えば、みんな同じような服を着ているところに、異なる服を着ていた人がいたとします。

そうすると、異なる服を着ていた人がいじめのターゲットとなることがあると思います。

どうしていじめのターゲットになってしまうのでしょう?

一般的なものの本によれば、自分たちの存在が脅かさせるため、自分たちと異なる集団を排除しようとするらしいです。

私は、集団で行動することは、あまり好きではありません。

みんなと同じでなければならないというのがどうも性に合いません。

自分は、自分の考え方、スタイルを大切にしたいからです。

その代り、異なる考え方も受け入れることができます。

少数派を理解するということは、自分たちと異なる集団を認めるところから始まるのではないでしょうか。

異なるという表現は適切でないのかもしれません。

異なるという言い方自体が排除的な表現なので多様性の一つであると言った方がよいでしょう。

多様性とは、いろんな種類があるということです。

一つ(一様)ではないということです。

ダウン症は、よく個性と言われることがありますが個性という言葉は私はあまりしっくりきません。

多様性の一つといった方がしっくりきます。

障がい、人種、LGBTは、多様性の一つであると私は思います。

多様性をみんなが認め合うような世の中になるといいと思います。

 

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