今回は、ダウン症に関する3つの奇跡について述べたいと思います。
ダウン症の奇跡その1「ダウン症を持って生まれてきたこと」
一つ目の奇跡は、ダウン症を持って生まれてきたことです。
生まれた子供がダウン症である確率は、1000人に1人、つまり1000分の1の確率であると言われています。
1000分の1の確率は、凄いことです。
コインを10回投げて、全て表(または裏)となる確率とほぼ同じです。(1024分の1の確率)
実際にやってみれば分かりますが、10回投げてもなかなか全て表(または裏)にはなりません。
ダウン症の奇跡その2「無事、生まれてきたこと」
染色体異常があるにも関わらず、無事に生まれてきてくれたことです。
合併症があるかもしれませんが、生きて生まれてきたことです。
胎児が21トリソミー(ダウン症)の場合、無事に出産できる可能性は、20%だそうです。
20%の確率で生まれてきたということは、その子はきっと生まれてきたいという生命力が強いのでしょう。
20%の確率だって凄いことです。
残りの80%のダウン症児は生まれてこれなかったのですから。
ダウン症の奇跡その3「わが子が生まれたこと」
ダウン症を持ったわが子が生まれてきたこと。
私たちの子であれば早希ちゃんが生まれてきたこと。
わが子が生まれてくる確率は、ほぼ0%です。
過去に生まれた子、これから生まれる子の全員分の1の確率です。
つまり、何百年、何億年かかっても二度と同じ子は生まれません。
これは、本当の奇跡です。