外国では、「障がい」ではなく、「スペシャルニーズ」という言葉を使用している国があります。
障がい児は、「children with special needs」と言うそうです。
日本では、「スペシャルニーズ」という言葉はあまり聞きません。
海外から帰国された方のブログでは見ることがあります。
この「スペシャルニーズ」という言葉は、おそらく「障がい」というマイナス的なイメージがある言葉に違和感があることから生まれたのだろうと考えています。
この「スペシャルニーズ」は、「障がい」よりも範囲が広いようにも思えます。
「スペシャルニーズ」は、特別な配慮を必要としていることですから、例えばけがをして松葉杖を使わなければならない人がいたら該当します。
他の子よりも勉強が遅れていたら、その子も「スペシャルニーズ」を必要としています。
このように「障がい」という狭い範囲ではなく、特別な配慮を必要としていると言う言葉は、とても前向きで良い言葉であると思います。
言葉が変わると世の中の人たちの考え方も変わる可能性があります。
障がい者に対する差別も変わっていくのではないでしょうか。
この「スペシャルニーズ」という言葉は、是非、日本でも広まって欲しいと思います。