次に以下のような文章を読んでもらいました。 ひらがなの文章に交じって記号(ロシア語のキリル文字?)が入っています。 この文章を読むためには、記号をひらがなに置き換えて読む必要があります。![]()
司会者は、30秒以内に読むことはできませんでした。 このことがLD(学習障害)をよく表しているといいます。 LD(学習障害)の方は、文字を理解する際、文字の記憶に関する情報を探し出すのに時間がかかってるようです。 健常者であれば、最初の例題のようにすんなりと読めますが、LD(学習障害)の方は、文字の一部を理解するための情報検索に時間がかかり、読みづらくなってしまうそうです。 さらにこのような頭の中で情報を処理しているため、非常に疲れやすいそうです。 この説明はとても良く理解できます。 以下の図は、以前、このブログで紹介したものですが、心はどんな人も持っていますが、障がいのある人はその周りにある機能に問題がある状態であると思います。![]()
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心と心が直接、つながれば理解しあえることも、周りにある機能に問題があるために理解しあえないことが起きるのが障がいだと私は思います。
機能にどのような問題があり、そのためにどんなことに困っているのかを理解することは、発達障害の人たちの理解につながるのではないでしょうか。
理解していれば、接し方、見方などが変わってくるのではないかと思います。
番組では小島慶子さんが次のようにおっしゃっていました。
障がいは、自分の中にあるとは限らない 自分の特徴と外側にある条件が合わないときにそれが自分にとって障がいになる 障がいは自分の外側にあるとても良く障がいというものを言い表していると思います。

