障がいのせいでできないことに目を向けるのではなく、障がいがあっても上手くできることに集中してください。身体は障がいを負っていても、気持ちまで障がい者にならないでください。
この言葉は、天才物理学者である故スティーヴン ホーキン博士の名言です。
とてもいい言葉です。
とかく私たちは、マイナス面ばかり見てしまうところがあります。
あれも出来ない、これも出来ない。
こんな事ばかり考えていると気持ちも落ち込んでしまいます。
ご存じの方は多いと思いますが、スティーヴン ホーキン博士は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患わっており、車いすの生活でした。
手を使えず、言葉もしゃべることができませんでした。
でもスティーヴン ホーキン博士は、病気を乗り越えて世界トップの物理学者となりました。
普通だったら物理学なんてできないと思ったことでしょう。
でも彼は違いました。
出来ないことに目を向けず、ALSという障がいがあってもできることに目を向けたのです。
頭脳は、障がいの影響は受けていません。
彼は手で数式を書くことができないため、すべて頭の中で計算したのです。
このようなことはスティーヴン ホーキン博士が天才だからできたと思うでしょう。
しかし私たちにだって、たとえ障がいがあっても、できることはあるはずです。
そのできることに集中することが大事であるとスティーヴン ホーキン博士は述べています。
そしてそのできることを伸ばすことが大切だとスティーヴン ホーキン博士は私たちに教えているのです。