最近、テレビにダウン症を持った方が良く登場するようになりました。
新聞でも、ダウン症を持った人をよく取り上げられるようになりました。
ダウン症を広く世の中の人たちに認知してもらうために効果的であると思います。
また、そういったテレビ、新聞等に登場するダウン症を持った人たちはとても発達が良いことがほとんどです。
ある意味、ダウン症児の親には希望を与えるかもしれません。
しかし、一方でそういった発達が良いダウン症を持った人たちを見ると落ち込む人もいます。
私たちのダウン症をもった早希ちゃんもそうですが、発達が遅れている子供たちもいます。
10歳ですがまだ、言葉は出てきません。
トイレもまだ行けません。
決して発達が良いダウン症を持った人たちがテレビ、新聞などに出てはいけないということを言っている訳ではありません。
でも落ち込む人は、自分たちの育て方がいけないのかと責めてしまいます。
でも責める必要はありません。
発達が遅いのは誰のせいでもないのです。
わたしの周りにいるダウン症児で特別な事をしていなくても発達が良い子はたくさんいます。
いろんなことをしても、私たちの早希ちゃんのように発達が遅い子もいます。
つまり、育て方が必ずしも発達に影響している訳ではなく、発育がばらつていているのです。
もし、どうしても見るのが辛いのであれば、そういった発達が良いダウン症児を見ないようにするのが良いでしょう。