⑧研究成果

人工授精でダウン症になる確率は増えるのか?

あるネット上の記事に「人工授精でダウン症になる確率は増えるのか?」という質問がありました。

不妊治療されている方とって気になることであると思います。

不妊治療には、次の3つの方法があります。

①人工授精:子宮内に精子を注入する方法

②体外受精:体内から取り出した卵子と精子の受精を体外で行い子宮に戻す方法

③顕微授精:顕微鏡で確認しながら、細いガラス針の先に1つの精子を入れて卵子に注入する方法

アメリカの研究ですが顕微授精のような方法では自閉症スペクトラム障害となる確率が2倍高くなるという報告がありました。

アメリカ疾病対策予防センターによる大規模な疫学調査データをもとにコロンビア大学のピーター・ベアマン教授が行った研究です。

カリフォルニア州で生まれた約590万例の赤ちゃんのデータを元に分析したそうです。

「本当は怖い不妊治療」という書籍にも書かれています。

このことは、世界に大きなショックを与えたそうです。

ベアマン教授によるとこの結果は、必ずしも因果関係を表しているものとは限らないそうです。

原因については、これからの研究で明確になると思います。

ところでダウン症の場合は、どうなのでしょうか?

結論から述べるとダウン症になるかどうかは、受精の方法と関係がないそうです。

ダウン症となる原因は、受精する前にすでに起きています。

そのため、受精の違いによってダウン症になる確率が変わることはないようです。

 

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