障がい者に対して配慮は必要です。
足の不自由な人は、移動する際、いろいろと不便を感じています。
以前、車椅子を使っていることを理由にバス乗車を拒否するケースがありました。
目が不自由な人は、文字を見て読むことができないため、いろんな制約が出てきます。
このような障がいがある人が生きやすくするため、障害者差別解消法が出来ました。
この法律により、様々な施設は、障がい者に対して合理的配慮が求められるようになりました。
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以前、NHKの番組「ここがズレてる健常者 障害者100人がモノ申す!」で障がい者を障がい者として接するのではなく普通に接して欲しいという意見が出ていました。
例えば、手に障がいがあるウェイトレスが料理を運ぶ際、手伝ってはいけないなど。
ネットで見ましたが、迷惑をかけてる障がいを持った人に注意したところ、まわりから「障がい者だからもっと気を使って」と言われたそうです。
義足をつけた方に卓球を勧めたところ、「できるわけないじゃないか」と言われ、相手の方を傷つけてしまったそうです。
こんなニュースもありました。
クラシックコンサートで、視覚障がいのある女性の方が購入した席ではなく、端の席に移動させられたというものです。
どうも目が不自由であることから車椅子に乗せられて最後列の席にさせられたようです。
障がいを持っているので配慮は絶対必要ですが、過度に障がい者として接するのは、逆に相手の方に不快感を与えることもあると考えた方がよさそうです。
障がいを持っていることを気にしている人もいるでしょう。
そのようなことを理解しつつ、接したいところです。