ダウン症のある早希ちゃんは、1ヶ月に1回、東京都の副籍制度を使い、小学校に通っています。
最近は、お昼時間だけ通っていますが、今回は、給食、お昼休み、音楽の時間に行きました。
以下、付き添いで行った妻から聞いた話です。
給食は、クラスのお友達5人(男の子2人、女の子3人)と一緒に食べました。
給食の後、クラスのみんなは「だるまさん転んだ」で遊んだそうですが、早希ちゃんは興味がなったようで脱走したそうです。(笑)
滑り台など一通り遊具で一人で遊びました。
グランドを走り回ったり。
何度も妻は早希ちゃんを見失いました。(笑)
教室に戻るときも、下駄箱のところで早希ちゃんを見失いました。
そのまま教室に戻っても早希ちゃんはいません。
妻は早希ちゃんを探しに以前、在席していた支援クラスに行きましたが見つかりません。
ようやく見つかったのは、図書室でした。
早希ちゃん、小学校の中を良く知っており、自分が小学校にいた頃の思い出の場所に自らいったようです。
小学校の先生は、早希ちゃんのことを良く理解しており、温かく見守ってくれています。
図書室から早希ちゃんを連れ戻し、元の教室に戻りました。
掃除の時間です。
早希ちゃん、なんと窓から雑巾を投げてしまいました。
学校の先生は、さりげなくクラスの子に取りに行かせていました。
あっという間に5時間目の音楽の時間で、音楽室に行きました。
音楽は卒業式向けの楽器の練習です。
早希ちゃんは、笛を貸してもらい、ピーと吹いていました。
あっという間にお別れの時間です。
クラスの子たちは、早希ちゃんの方に向かって「またねー」と言って今回の副籍は終わりました。
早希ちゃん、楽しかったようです。