今回も、言語療養士の先生から聞いた話です。
赤ちゃんがおっぱいを飲む際、舌と口の天井で挟み込んでいるそうです。
ダウン症児の場合、大きくなってもこの舌と口の天井で挟み込む方法で食べる傾向があるそうです。
例えば、ストローで飲む際、健常児であれば唇でストローを押さえて吸い込みますが、ダウン症児の場合、舌と口の天井でストローを挟み込んでいるようです。
健常児であれば、2センチ程、口の中に入れますが、ダウン症児の場合は、奥までストローをいれてしまいます。
その際、唇は使っていません。
スプーンで食べる際も、唇は使わずに舌と口の天井で食べ物を挟み込んでいるそうです。
どうも唇で押さえるという動作が弱いようです。
よくよだれを出すダウン症児があますが、これも唇で押さえる力が弱いためです。
唇を使った食べ方の練習ですが、スプーンを使うそうです。
スプーンの縁を滋養下知の唇で挟んで食べる訓練をすると良いそうです。
ストローの場合は、口の奥までストローを押し込まないように、口から5ミリから1センチほど口に入れた状態で上下の唇で挟み込むようにして飲ませるようにします。
言語療養士の先生のお話しはとても勉強になりました。
勉強会も参加すると新しい発見があります。
これからも積極的に参加して行きたいと思います。