このブログをいつも見て頂いている方から教えてもらいましたのでご紹介したいと思います。
ピープル・ファーストという言葉は、1973年のアメリカ、オレゴン州セイレムで開催された当事者の集会「We Have Something to Offer」において、ある少女が
「知恵遅れ(retarded)」や「障害者(handicapped)」 ではなく,「私はまず人間として扱われたい(I want to be treated like PEOPLE FIRST)」
という発言から生まれました。
このことがきっかけでピープル・ファーストという団体がオレゴン州などで発足し、各地に拡大されていきました。
日本では、1995年、ピープル・ファースト話し合おう会が東京都新宿区 戸山サンライズで開催されました。
その後、各地にピープル・ファーストの組織が作り出されていきました。
現在は、全国組織ピープルファーストジャパンとなっています。
ピープル・ファーストという言葉は、非常にインプルで分かりやすく、良い言葉です。
「まず人間として扱われたい」
この気持ちは、現在でもこのように思っている人は多いと思います。
いつも、個人の先に来るのが障がい者です。
障がい者と一括りにされてしまいます。
人はそれぞれ名前があり、個性があるにも関わらず、一括りにされてしまうことが多いと思います。
私たちは、障がいという側面だけみて、そこだけで見ないでほしいと思うことでしょう。
まず私を見て、人として扱ってという心の叫びを感じます。
ピープル・ファーストについては、最近まで知りませんでしたが、このような運動は今後も続けてほしいと思います。
なお、ピープルファーストジャパンは、会員制になっており、個人であれば入会できるようです。
「ピープル・ファースト」については、次の書籍に動向がまとめられているようです。
次の書籍でも紹介されるているようです。(教えて頂いた方、ありがとうございます)