以前、このブログで紹介しましたが、人の中心には心があり、心の外側に「精神」、「身体」、「知性」があります。
障がいを持った人たちは、この心の外側の「精神」、「身体」、「知性」の機能に問題を抱えた人たちであると以前、述べました。
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しかし、障がいは、それだけではありません。
人の外にも障がいがあります。
「人の意識」、「社会の環境」、「社会制度」であると私は考えています。
「人の意識」の障がいは、差別や偏見です。
例えば障害を持っている人が就職する際に受ける差別などです。
「社会の環境」の障がいですが、例えば、車椅子を使っている人にとっては、段差があると通れません。
このような環境による障がいが「社会の環境」の障がいです。
「社会制度」の障がいは、制度の欠陥により、障がい者が不利益を受けていることです。
このように人の外に「人の意識」、「社会の環境」、「社会制度」の障がいが存在しています。
これから私たちが目指す社会は、障がいを持った人も健常者も、共に社会に参加し、貢献できる共生社会です。
人の内側にある障がいはなくすことは難しいですが、人の外側にある障がいはなくすことは可能です。
人の外側にある障がいをなくすことで真の共生社会のが実現できるのです。
少しずつですがそのような社会に近づいていると思いますが、またまだ不十分です。