ダウン症の画家、ダウン症の書家など、「ダウン症の○○」というとき、ダウン症という頭文字は不要ではないかという議論は、よく見かけます。
そこで次の記事でアンケート調査を行いましたが、ある程度、集まりましたので結果についてお伝えいたします。
少し、興味深い結果でした。
ダウン症の〇〇(画家、書家など)のダウン症は必要?アンケートのお願い!
アンケートは、ダウン症のある方の親族または関係者と、それ以外の方について行いました。
意識の差を見たかったためです。
全体のアンケート結果
ダウン症のある方の親族または関係者と、それ以外の方の全員についてのアンケート結果です。
違和感がないという方は7割、違和感があるという方は3割いることが分かりました。
ダウン症のある方の親族または関係者を対象としたアンケート結果
ダウン症のある方の親族または関係者に対するアンケート結果です。
違和感がないという方は約65%、違和感があるという方は35%になりました。
少し、違和感があるという人が多くなっています。
ダウン症者に関係ない方
ダウン症者に関係ない方に対するアンケート結果です。
100%の方が違和感ないと考えているようです。
ダウン症という頭文字に違和感があると考える方は、ダウン症のある人の親族または関係者がほとんどのようです。
これは、少し意外でした。
ダウン症者に関係ない人にも違和感がある人がいると思っていたからです。
ダウン症という頭文字に違和感がある理由
次にダウン症という頭文字に違和感がある理由についてアンケート調査した結果です。
やはり、ダウン症と才能は関係ないという人が多い結果となりました。
最後に
ダウン症の画家、ダウン症の書家など、「ダウン症の○○」というとき、ダウン症という頭文字は不要ではないかという議論は、なかなか難しい問題です。
アンケート結果を見る限り、ダウン症という頭文字は不要という意見は少数派ですが、無視できない割合です。
特にダウン症のある人の親族または関係者にとっては、敏感に反応しているようです。