松坂桃李主演のドラマ「パーフェクトワールド」を観ていろいろ考えさせられました。
このドラマは、2019年4月16日から6月25日にかけてフジテレビで放映されました。
妻が録画をして観ていたのですが、私は最終回だけ妻と一緒に観ました。
原作は、有賀リエさんによる漫画です。
ドラマは、事故に遭い、車椅子生活になった主人公がさまざまな障がいを乗り越えて恋人と結ばれるという話です。
このドラマの最終回の中でとても心に響いた言葉が「障がい者は弱者で守られる存在、守る存在ではない」という言葉です。
この言葉は、主人公の松坂桃李さんの恋人の父親が会話の中で述べていました。
ちなみに父親は、松重豊さんが演じています。
松重豊さんが語るととても重みを感じます。
さてこの言葉の意味ですが、車椅子生活になった主人公は車椅子生活です。
恋人の父親は、守られる存在である彼が、娘が守ることはできないと決めつけていました。
障がいは、目に見えやすいものです。
でも、目に見える障がいがすべてではありません。
誰にでも欠点はあります。
それも広い意味では、障がいです。
誰にでも障がいはあるのです。
そういう意味で目に見える障がいであろうと見えない障がいであろうとみんな平等に何かしら欠点をもっているのです。
そういう欠点をお互い、補い合っているのではないでしょうか。
足が不自由だからといって、相手の欠点を補えないということはありません。
私はそう感じました。
障がいを持っているから守られる存在とは見ないでほしい、私もそう思います。