障がいを持っている児童を多く見ているせいか、児童に障がいがあるかどうかわかるようになりました。(妻の話です)
妻は、小学校によく通っていたため、個々の児童のことをよく知っています。
特によく見かけるのは、発達障害のあると思われる児童です。
具体的には書きませんが、言動などを観察しているとそう感じるそうです。
言動がストレートなため、最初は、攻撃的な言い方をする子だと思っていましたが発達障害の特徴によく当てはまります。
そしてその子は、クラスでも孤立しているようです。
学校側は、発達障害という認識はあるのかもしれませんが、親が認めなければ補助員を付けることもできません。
そうなると先生と生徒の両方が不幸です。
普通学級に在籍することは、インクルーシブ教育に賛同する私としては良いことだと思います。
しかし、親が発達障害を認めないということは、適切な治療・指導がされないこととなり、いいことではありません。
普通学級でも支援できることはあると思います。
症状が軽い、重いは関係ないと思います。
特にグレーゾーンの子です。
おそらくその子は、学校で寂しい思いをしているのではないでしょうか。
もしかしたら発達障害と親が認めたくないのかもしれません。
心のどころかに発達障害に対して否定的な意識がそうさせているのかもしれません。
決して否定的な感情を持つ必要はありません。
子供のことを考えれば、適切な処置をすることで寂しい思いをさせなくて済むのではないでしょうか。
知的には問題がないことが多いため、高校、大学と進むことは可能です。
しかし、仕事についたときに人間関係で続かないそうです。
親が障がいを認めて申請すれば、障害年金がもらえると思いますが、申請しないことが多く子供が困窮するケースもあるようです。