車に乗っている時、早希ちゃんがお店にいるところを見かけました。
少し離れてから引き返し、そのお店に行きましたが早希ちゃんはいません。
あたりをくまなく探しましたが、どうしても早希ちゃんは見つかりません。
なぜ車から見えた時に直ぐに迎えに行かなかったのか後悔しました。
近くには、川があります。
日は落ちてあたりは暗くなっています。
いろいろあってはならないことを想像します。
早希ちゃんはどこに行ったんだろう。
寂しい思いをしていないか。
一人で泣いていないか。
私は夢にうなされて目が覚めます。
目の前には、スヤスヤ寝ている早希ちゃんがいます。
夢でよかった。
本当によかった。
ごめんね、早希ちゃん。
私はそっと早希ちゃんの頭を撫でました。