染色体の番号は、どうやってつけられているかご存知でしょうか。
人間には、22個の対となっている染色体と1対の性染色体があります。
この染色体は、1番から22番まできれいに並んでいる訳ではありません。
便宜的に染色体の大きい順番に番号を付けているだけです。
ただし、大きさの順番からいったら、現在の21番目は、一番小さいので本当は22番目のはずです。
21番目の染色体よりも22番目の染色体の方が大きいのです。
どうしてでしょうか。
それは、発見されたのが22番目の染色体よりも、21番目の染色体が先だったためです。
番号を変更すればよいと思うのですが、そうもいきませんでした。
既に21番目の染色体は、知名度が高かったため、番号を変える訳にはいかなかったようです。
もしルール通り変更していたら、22番目の染色体がダウン症候群だったかもしれませんね。