③ダウン症に関する疑問・悩み

ダウン症者は癌になりにくい?

ダウン症者は、健常者と比べて極めて癌になりにくいと言われています。

健常者に比べて癌になる確率は10分の1と言っている専門家もいます。

どうして癌になる確率が健常者よりも低いのでしょうか?

癌が増殖、転移するためには、栄養を得る必要があります。

癌は、パイプラインとなる血管を作り出し、そのパイプラインを使って血管から栄養を得ています。

血管を作り出すための遺伝子は「DSCR1」と呼ばれているものです。

この遺伝子「DSCR1」は、十分な血管が作られると逆に血管作りを抑制するそうです。

この血管の作成・抑制する遺伝子「DSCR1」は、21番染色体にあります。

そうです。ダウン症の原因である21番染色体です。

ダウン症の場合、21番染色体が3本あることから、遺伝子「DSCR1」が一つ余分にあります。

そのため、ダウン症者の場合、血管の作成が抑制されて、癌が栄養を取り入れるためのパイプライン血管が作りにくく、癌の増殖・転移がしにくい状況になります。

そのため、ダウン症者は、癌になりにくいのです。

この研究結果は、将来、新たな癌の治療法に役立つかも知れません。

参考文献 ダウン症が示すがん治療のヒント〜日経サイエンス2009年10月号

 

NHK番組「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介された家事代行です。家事代行業者を介さない個人同士の契約なので、価格がリーズナブルです。掃除、料理はもちろん、ペットケアやチャイルドケアまで、オプション料金ナシでまとめて依頼できます。
1時間1500円からの家事代行【タスカジ】

記事に賛同される方はクリック願います。ブログの評価(ランキング)が上昇してより多くの方にダウン症について啓発を図ることができます。

このエントリーをはてなブックマークに追加
にほんブログ村 子育てブログ ダウン症児育児へ
にほんブログ村

 

 

オススメ!

  キレイ事ではなく母親の不安、疑問、愚痴など本音が書かれた本です。共感される方が多いようです。

オススメ!

  お友達にダウン症を知ってもらうための本です。小さい子でも理解できるようにやさしく説明しています。大人の方が読んでもよいと思います。

-③ダウン症に関する疑問・悩み

Copyright© ダウン症児 早希の誕生・療育・就学 ブログ , 2024 All Rights Reserved.