目次
1.アンケート内容
アンケート内容は下記の通りです。ダウン症は、21番目の染色体が通常2本あるところ、3本あることからさまざまな合併症を引き起こします。 今回、発見した化合物は、21番目の染色体を3本から2本に改変するものではありません。 ダウン症が引き起こす合併症の一つである知的障害を抑えるものです。 さて今回、発表されたこの化合物「アルジャーノン」についてアンケートをお願いします。 アンケートは、「身近にダウン症者がいる場合」と「身近にダウン症者がいない場合」の2つに分かれています。 該当するどちらか片方のアンケートに投票してください。 アンケート選択肢(「身近にダウン症者がいる場合」、「身近にダウン症者がいない場合」ともに同じ)今回、ある程度アンケート数が集まりましたので分析してみることにしました。 (2017年11月4日時点)
- ①そもそも出生前診断は受けない
- ②中絶する
- ③化合物「アルジャーノン」により治療する
- ④そのまま産む
- 身近にダウン症者がいる場合・・・62名
- 身近にダウン症者がいない場合・・22名
| 区分 | ① | ② | ③ | ④ |
| 身近にダウン症者がいる場合 | 23人 | 16人 | 21人 | 2人 |
| 身近にダウン症者がいない場合 | 5人 | 12人 | 4人 | 1人 |
2.アンケート分析結果
注意1 アンケートは、ダウン症をテーマとした本サイト上で行われております。 そのため、「身近にダウン症者がいる場合」の方が「身近にダウン症者がいない場合」よりも多くなっております。 注意2 アンケート分析結果を公平かつ客観的に分析するため、化合物「アルジャーノン」に対する肯定、否定といった意見は本記事には記載していません。2-1 アンケート結果(出生前診断を受けない場合も含む)
身近にダウン症者がいる方の場合、37%の方が出生前診断を受けないと答えています。 これは、身近にダウン症者がいない方に比べて14%高いパーセンテージとなっています。 身近にダウン症者がいる場合かつ出生前診断を受けた場合、中絶する割合は26%と少なく、代わりに化合物「アルジャーノン」により治療する方の割合が34%と多くなっています。 また、「身近にダウン症者がいる方」、「身近にダウン症者がいない方」ともに出生前診断を受けた場合、そのまま産むと答えた方は3、4%と少ない結果となりました。 「身近にダウン症者がいる方」で出生前診断を行いかつそのまま産む方を選択された方が少なかったことは予想外でしたが、身近にダウン症者がいる方の中にも化合物「アルジャーノン」に対するニーズが多いのかも知れません。 化合物「アルジャーノン」の登場により、「身近にダウン症者がいる方」の中で今までであれば出生前診断を受けなかった方の中で出生前診断を選ぶ方が増える可能性もあります。
図2-1 アンケート結果
- ①そもそも出生前診断は受けない
- ②中絶する
- ③化合物「アルジャーノン」により治療する
- ④そのまま産む
2-3 アンケート結果(出生前診断を受ける場合のみ)
出生前診断を受けない方を除いた場合について分析した結果です。 「身近にダウン症者がいない方」の場合、71%の方が中絶を選んでいます。 別な調査では、出生前診断を行った場合、90%は中絶している結果を踏まえると、化合物「アルジャーノン」の登場により、生む選択する方が20%以上増える可能性があります。
図3-1 アンケート結果(出生前診断を受けた場合)
- ②中絶する
- ③化合物「アルジャーノン」により治療する
- ④そのまま産む

